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📒この記事でわかること
- 不揃いな豚こま肉をきれいな筒状に巻いて、肉巻きトンカツにする方法
- 大葉と梅肉で作る「梅しそ肉巻きトンカツ」の材料と作り方(揚げ焼きでOK)
- ネギ・ししとうでの失敗談から学んだ、肉巻きトンカツを失敗しないコツ
昨今の物価高で、食料品はあれもこれも値上がりしている。
値段は据え置きでも、よく見ると中身が小さく(少なく)なっている商品も多い。
そんな毎日だから、買い出しに出かけると「特売」の二文字に即座に反応するようになった。
この日の特売は「国産豚こま肉」。
いつもより30円も安い、100gあたり90円だった。
よし、今夜の晩酌のアテは豚こま肉で決まりだ。
テーマは「節約しながら、ボリュームのある一品を豚こま肉で」。
とはいえ、豚こま肉には使いにくさもある。
安くておいしいのはうれしいけれど、大きさが不揃いで、パックの中で全部くっついて固まっている。
焼き肉風にすれば固まったまま火が通り、気づいたときにはパサパサかカリカリ。
煮物にすれば、結局は肉団子状態になってしまう。
そこで神レシピ降臨!
なんと、豚こま肉で「肉巻きトンカツ」が作れるという。
トンカツ好きの僕には見逃せない情報で、さっそく検索してみると、かなりの数のレシピがヒットした。
しかも、好みの野菜を巻いて作る肉巻きトンカツ。
これなら栄養的にもボリューム的にも申し分ない。
ただし、多少の手間は覚悟がいる。
「肉を広げて野菜を巻く作業」だけは、どうしても省けないのだ。
ここさえしのげば、サクッとした衣の歯ごたえと、ジューシーな旨味がたまらない肉巻きトンカツが手に入る。
厚切り肉を使わないので、コストはトンカツの約1/3。
さっそく調理開始!
……と意気込んで、今回はネギ・ししとう・梅しその3種類を作ってみたのだが、成功と言えるのは梅しそだけだった。
ネギは中まで火が通らず硬いまま。
ししとうは1本ずつ巻いて揚げればよかったものを、長く巻いて揚げた結果、切ったらボロボロという惨状。
というわけで、この記事では唯一うまくいった梅しその肉巻きトンカツのレシピだけを紹介する。
豚こま肉巻き梅しそトンカツの作り方

実践レシピ
大葉の香りと梅の酸味で、揚げ物なのにさっぱり食べられる肉巻きトンカツ。
揚げ油は5mmほどの揚げ焼きなので、フライパンひとつで作れる。
調理時間の目安:約25分(豚こま肉を並べて巻く時間を含めた推定)
🥬 材料(作りやすい分量・3本分)
- 豚こま肉(国産):350g
- 大葉(青じそ):15枚
- 梅肉(ねり梅):大さじ3
- 米粉:大さじ1
- 卵:1個
- パン粉:大さじ5
- 揚げ油:適量
わが家に常備している福梅の「無添加ねり梅(しそ葉入)」。
原材料は国産の梅としそ、食塩だけ。
これ、本当におすすめだよ!
🥣 使用する道具
- ラップ(30×30cmほど)
- フライパン
🍳 作り方

- ラップを広げ、豚こま肉を1枚ずつ少し重ねながら縦長に並べる。豚こま肉は大きさも厚みも形もバラバラなので、すき間ができないよう注意して並べる。
- 1の手前から中央あたりに大葉5枚を並べ、大葉の真ん中に梅肉大さじ1を横一文字に塗る。ラップごと手前から持ち上げて、くるくると巻く(ラップは巻き込まない)。残りも同様にして、計3本作る。
- 2に米粉をまぶし、溶き卵にくぐらせて、パン粉をしっかりまぶす。
- フライパンに揚げ油を5mmほど入れて中火にかけ、3を入れて5〜6分かけて転がしながら全体を揚げ焼きにする。
- 油を切って食べやすい大きさに切り、器に盛る。
失敗しないコツ
① 豚こま肉は少しずつ重ねて「1枚のシート」にする
豚こま肉は1枚ずつの大きさも厚みもバラバラ。
並べるときに肉同士を少しずつ重ねておくと、巻いたときにすき間ができにくく、揚げている途中でほどけるのを防げる。
ここは手間に感じるところだけれど、仕上がりを左右する大事な作業だ。
② 梅を塗ったところを支点に折り、ラップごと芯を作ってから巻く
巻くときは、ラップごと手前から持ち上げ、大葉に塗った梅のラインを支点にして折りたたむ。
肉を重ねて、梅のところが中心にくるように、ラップをしたまま芯を作るイメージで形を整えるのがポイント。
それからくるくる巻いて最後にラップを外すと、きれいな筒状にまとまる。
③ 中まで火が通ったかを確かめてから切る
今回、揚げが少し足りなかったのか、切ったら中の肉がまだピンク色で心配になった。
あわてて二度焼きしたところ、今度は断面がコゲてしまった。
太めに巻いた肉巻きトンカツは、表面の色づきだけでは中の火の通りが分かりにくい。
切り分ける前に、端を少し切って中の色を確かめるなど、火の通りを確認してから仕上げるのがおすすめだ。
並べ方、巻き方、火の通り、どれも地味なひと手間だけど、そこを押さえれば豚こま肉が立派なトンカツに化けよ!
楽しみ方・食べ合わせ

この日の「今宵のお品書き」は、豚こま肉巻き野菜トンカツに、千切りキャベツ、蒸し野菜(スナップエンドウ・キャベツ・にんにく)、冷やしトマト、大根と卵の煮物。
トンカツには千切りキャベツが欠かせないし、蒸し野菜や冷やしトマトを添えれば、揚げ物の日でも野菜がたっぷりとれる。
結果的にネギとししとうはダメダメだったけれど、「梅しそは美味しいよ」という妻の慰めのひと言に救われて、乾杯。
揚げ物の横に蒸し野菜があると、箸休めにちょうどいいんだよね!
フライパンと蒸しザルで手軽に作れるから、作り方もぜひのぞいてみて。
よくある質問

米粉がないときは、小麦粉で作れる?
小麦粉でも同じように作れます。米粉や小麦粉は、卵液とパン粉を肉にしっかりつけるための下地なので、家にあるもので代用してください。
ねり梅の代わりに梅干しを使ってもいい?
梅干しの種を取り除き、包丁でたたいてペースト状にすれば使えます。梅干しは商品によって塩分や酸味が違うので、量は味を見ながら調整してください。
大葉と梅以外の野菜を巻いて、豚こまの肉巻きトンカツにできる?
できますが、野菜によっては工夫が必要です。わが家ではネギを巻いたときに中まで火が通らず硬いままになり、ししとうは長くつなげて巻いたため切ったときに崩れてしまいました。ししとうは1本ずつ巻いて揚げるなど、火の通りやすさと切りやすさを考えて巻くのがおすすめです。
まとめ
物価高のなかで見つけた特売の豚こま肉が、梅しその肉巻きトンカツに変身した。
不揃いで使いにくい豚こま肉も、少しずつ重ねて巻けば、厚切り肉の約1/3のコストでボリュームのある一品になる。
ネギやししとうでは失敗したけれど、そのぶん梅しその成功がうれしかった。
肉を並べて巻くひと手間さえしのげば、サクッとした衣とジューシーな肉、大葉と梅のさっぱり感が楽しめる。
豚こま肉が特売の日には、ぜひ肉巻きトンカツで節約晩酌を楽しんでほしい。
特売の日にうまく出会えないときは、国産豚こま肉の小分け冷凍をまとめ買いしておくのも手だよね。
200gずつのパックなら、2パックでこのレシピの分量にほぼ足りるよ。
