晩酌レシピ

【秋の作り置き4品】最後の夏野菜と椎茸・にんじんで作る常備菜レシピ|塩昆布和え・ズッキーニ・椎茸のうま煮・キャロットラペ

2026年9月30日

秋の作り置き、トマトときゅうりの塩昆布和え、ズッキーニ、椎茸のうま煮、キャロットラペ

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

📒この記事でわかること

  • きゅうりとミニトマトの塩昆布和え、ズッキーニのニンニクオイル焼き、椎茸のうま煮、キャロットラペの4品の作り方
  • 調味料の分離や煮詰めすぎを防ぐ、失敗しないコツ
  • 夏の終わりから秋にかけて、作り置きを長く楽しむための保存の注意点

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、シルバーウィークが明けたとたんに空気が変わった。

昼間はまだ汗ばむ日もあるのに、夜になると驚くほど冷え込む。

わが家ではひと足早く、羽毛布団を引っ張り出した。

窓を開け放して涼しい風を入れ、ふかふかの布団にくるまる時間はまさに至福。

ところが隣の妻は、ノースリーブにタオルケット1枚で「暑い」とこぼしている。

同じ部屋にいるのに、彼女のところにだけ秋が来ていないらしい。

そんな季節の変わり目に、妻の実家から「これが最後の夏野菜」と、きゅうりとトマトを持たせてもらった。

きゅうり畑もトマト畑も役目を終え、次の作物へとバトンを渡したそうだ。

今年の夏は、とにかくきゅうりが採れた。

正直なところ、巨大なきゅうりに追いかけられる夢を見るほど、毎日きゅうりと向き合っていた。

それなのに、たった2週間顔を見なかっただけで、もう懐かしく感じるのだから不思議。

今季最後の恵みに感謝しながら、秋らしい食材も合わせて4品の作り置きを仕込んだ。

なお、レシピは作りやすい分量に調整しているため、写真の量と異なる場合がある。

過去に紹介した料理と同じものでも、分量や作り方を変えているものがあるので、あわせて参考にしてほしい。

秋の作り置き4品の早見表

色・食感・味付けがかぶらないように組み合わせると、冷蔵庫から出して並べるだけで食卓が華やぐ。

料理名色食感味付け調理時間の目安
きゅうりとミニトマトの塩昆布和え緑・赤・黒パリッ・ふにゃっポン酢約10分
ズッキーニのニンニクオイル焼き白・緑シャキッ・ホクッ塩にんにく約15分
椎茸のうま煮黒・茶じゅわっ甘辛約20分
キャロットラペオレンジシャキシャキ甘酸っぱい約20分

きゅうりとミニトマトの塩昆布和えの作り方

実践レシピ

切って和えるだけで完成する、いちばん手軽な1品。

ポン酢のさっぱり感に塩昆布のうま味が重なり、見た目以上に満足感がある。

調理時間の目安は約10分で、そのあと冷蔵庫で一晩漬ける。

🥬 材料(作りやすい分量)

  • きゅうり:1本
  • ミニトマト:10個
  • 塩昆布:10g
  • 塩(板ずり用):適量
  • ハチミツ:小さじ1
  • ポン酢:大さじ1
  • ゴマ油:大さじ1/2
  • すりごま:小さじ1/2
  • 白ごま:小さじ1/2

🍳 作り方

  1. きゅうりはへたを切り落とし、塩をふって板ずりする。さっと水で洗って水気を拭き、ひと口大の乱切りにする。

  2. ミニトマトは水洗いして水気を拭き取り、半分に切る。

  3. ボウルにハチミツ・ポン酢・ゴマ油・すりごま・白ごまを入れ、よく混ぜ合わせる。

  4. 3にきゅうり・ミニトマト・塩昆布を加えて全体を和える。

  5. 保存容器に移し、冷蔵庫で一晩漬ける。

失敗しないコツ

🏷️ 調味料は完全に溶かしてから野菜を入れる

ハチミツは冷たいポン酢に溶けにくく、底に沈んだまま残りがちだ。

さらにゴマ油も加わるため、混ぜ方が足りないと油と水分が分かれてしまう。

先に調味料だけをしっかり混ぜ、とろりと一体化してから野菜を入れると、味が全体に均一に行き渡る。

晩酌おじ
晩酌おじ

ハチミツが見えなくなるまで混ぜる。

ここを丁寧にやるだけで味のまとまりが段違いだよ!

楽しみ方・食べ合わせ

一晩おくと、きゅうりに塩昆布のうま味がしみて、ほどよくしんなりする。

冷えたビールや冷酒のアテにぴったりで、揚げ物や焼き魚の箸休めにもおすすめ。

ズッキーニのニンニクオイル焼きの作り方

実践レシピ

以前は薄切りで作っていたが、今回は食べ応えが出るよう厚めにカットした。

表面に切れ目を入れることで、オイルがよくからみ、見た目にも楽しい1品になる。

調理時間の目安は約15分。

🥬 材料(作りやすい分量)

  • ズッキーニ:1本
  • ニンニク:1片
  • オリーブオイル:大さじ3
  • 塩:適量
  • コショウ:適量

🍳 作り方

  1. ズッキーニは縦に1cm幅に切り、さらに横半分に切る。表面に格子状の切れ目を入れ、塩をひとつまみふっておく。

  2. ニンニクはみじん切りにする。

  3. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけ、じっくり香りを引き出す。

  4. ズッキーニを並べ入れて中火にし、両面に軽く焼き色がつくまで焼く。

  5. 仕上げにコショウをふって完成。

失敗しないコツ

🏷️ オイルは少し多めに使ってソース代わりにする

オイルを控えめにすると、ズッキーニが焼けるだけでニンニクの風味が残りにくい。

大さじ3ほどのたっぷりのオイルで焼くと、ニンニクとズッキーニの香りが溶け込んだ「香味オイル」ができあがる。

このオイルを保存容器にも一緒に移しておけば、食べるときにソースのようにからめて楽しめる。

晩酌おじ
晩酌おじ

オイルをケチらない、これだけで香りがまるで別物になるよ。

楽しみ方・食べ合わせ

オイルごと器に盛り、ズッキーニにたっぷりからめながら食べるのがおすすめ。

残ったオイルは、トーストしたバゲットにしみこませてもおいしい。

白ワインやハイボールとの相性もいい。

椎茸のうま煮の作り方

実践レシピ

甘辛い煮汁を椎茸にしっかり含ませた、ご飯にもお酒にも合う万能おかず。

具材として使い回しがきくので、多めに作っておくとアレンジの幅が広がる。

調理時間の目安は約20分。

🥬 材料(作りやすい分量)

  • 椎茸:6個(約120g)
  • みりん:大さじ3と1/4(約50ml)
  • 酒:大さじ3と1/4(約50ml)
  • しょうゆ:大さじ2(約30ml)

🥣 使用する道具

  • 平たく口の広い鍋、またはフライパン
晩酌おじ
晩酌おじ

深い小鍋だと椎茸が重なって煮汁の当たり方にムラが出るため、椎茸を重ねずに並べられる底面の広い道具を選んでね。

🍳 作り方

  1. 椎茸は軸を外し、4等分に切る。丸のまま煮てもよい。

  2. 鍋にみりん・酒・しょうゆを入れて煮立たせる。

  3. 椎茸を重ならないように並べ入れ、ときどき上下を返しながら、煮汁がなくなるまで煮詰める。

失敗しないコツ

① 椎茸は重ねずに並べて煮る

椎茸が重なっていると、下の段だけが煮汁に浸かり、上の段は味が入りにくくなる。

広い鍋に1段で並べ、途中で上下を返すことで、全体にまんべんなく味がしみる。

② すぐ食べるなら煮汁が半分残ったところで火を止める

煮汁がなくなるまで煮詰めるのは、作り置き用に味を濃いめに仕上げるため。

作ってすぐに食べる場合は、煮汁が半分ほどになった段階で火を止めると、しっとりやわらかい食感を楽しめる。

晩酌おじ
晩酌おじ

並べ方と止めどき、この2つを押さえれば椎茸がぐっとおいしく化けるよ!

楽しみ方・食べ合わせ

そのまま晩酌のアテにするのはもちろん、刻んで混ぜご飯やちらし寿司に加えたり、そうめんの具にしたりとアレンジ自在。

ちなみに、椎茸をこよなく愛する妻は、丸のまま煮ると1回で1個ぺろりと平らげてしまう。

それでは作り置きにならないので、わが家では4等分にカットしている。

キャロットラペの作り方

実践レシピ

食卓に一皿あるだけでぱっと明るくなる、わが家の定番作り置き。

涼しくなるこれからの季節に合わせて、ハチミツを多めにして甘みを少し強めにした。

調理時間の目安は、塩をなじませる時間を含めて約20分。

🥬 材料(作りやすい分量)

  • にんじん:大2本(約400g)
  • 塩:小さじ1
  • リンゴ酢:大さじ2
  • レモン果汁:大さじ1
  • ハチミツ:大さじ3
  • オリーブオイル:大さじ3
  • 黒こしょう:適量

🥣 あると便利な道具

  • 千切りスライサー

400gのにんじんを包丁だけで千切りにするのは手間がかかるので、作り置きを習慣にするなら1つ持っておくと重宝する。

🍳 作り方

  1. にんじんは細めの千切りにし、塩をふって10分ほどおき、水分を出す。

  2. ボウルにリンゴ酢・レモン果汁・ハチミツを入れ、ハチミツが溶けきるまでよく混ぜる。

  3. 2にオリーブオイルを少しずつ加えながら、そのつど混ぜ合わせる。

  4. 1のにんじんの水気をギュッと絞って3に加え、全体をよく和える。

  5. 仕上げに黒こしょうをふって完成。

失敗しないコツ

🏷️ オイルは少しずつ加えて乳化させる

酢やレモン果汁などの水分とオイルは、一度に合わせると分離しやすい。

まずハチミツを酢に完全に溶かし、そこへオイルを少量ずつ加えて混ぜると、とろみのあるドレッシングにまとまる。

こうするとにんじん全体に味がからみ、時間がたっても味がぼやけにくい。

晩酌おじ
晩酌おじ

オイルは焦らずちょっとずつ!

それだけでドレッシングの一体感がまるで違うよ。

楽しみ方・食べ合わせ

甘酸っぱさの中に黒こしょうがピリッと効いて、白ワインやスパークリングワインによく合う。

こってりした肉料理の付け合わせにしたり、パンに挟んでサンドイッチにしたりするのもおすすめ。

作り置きで注意していること

作り置きは清潔な容器に入れて冷蔵保存し、わが家では1週間ほどを目安に食べ切っている。

ただし保存期間は料理の種類や衛生状態、冷蔵庫の温度によって変わるため、食べる前ににおいや見た目、経過日数を確認すること。

  • 料理を十分に冷ましてから冷蔵庫へ入れる
  • 清潔で乾いた保存容器を使用する
  • 取り分けるときは、清潔な箸やスプーンを使う
  • 蓋の内側に水滴がついていたら、清潔なキッチンペーパーで拭き取る
  • 残りが少なくなったら、清潔で乾いた小さな容器へ移す
  • 長時間室温に置いたものは、保存容器へ戻さない
  • 少しでも異変を感じた場合は食べない
晩酌おじ
晩酌おじ

エンバランスの保存容器だと、より鮮度を保ってくれるのでおすすめだよ!


よくある質問

ミニトマトの代わりに普通のトマトでも作れる?

作れます。大きめのトマトを使う場合は、ひと口大に切ってから和えてください。ミニトマトより水分が出やすいので、種の部分を少し取り除いておくと味が薄まりにくくなります。

キャロットラペのリンゴ酢がないときは?

米酢や穀物酢でも代用できます。リンゴ酢よりも酸味がとがりやすいため、ハチミツの量を味見しながら少し増やして調整してください。

椎茸の軸は捨てるしかない?

石づきの硬い部分だけを切り落とせば、軸も食べられます。細かく裂いて一緒に煮たり、みそ汁や炒め物の具にしたりするのがおすすめです。

まとめ

今季最後の夏野菜に、秋らしい椎茸とにんじんを合わせて、色も食感も味付けも異なる4品をそろえた。

冷蔵庫に並んだ作り置きを眺めていると、夏が終わって秋が始まったことを、食卓からも実感する。

夏のあいだたくさんの恵みを届けてくれた実家の畑では、今シーズンの締めくくりとして大根が育ち始めている。

長雨が少し心配だが、無事に大きくなってくれることを願うばかりだ。

その分、届いた野菜には感謝して、おいしくいただきたい。

そして、寒暖差の大きい季節の変わり目こそ、作り置きを仕込んでおけば、忙しい日の晩酌もぐっと楽しくなる。

ぜひ旬の食材で試してみてほしい。

追伸:畑チェックの相棒たち

夏の暑さで、畑チェックを兼ねた外散歩をお休みしていた愛猫の「なゆ」。

本人もそれを分かっているのか、最近は呼んでも知らんぷりだ。

先日は、すぐそばに隠れていたもう1匹の愛猫「シロカ」に気づかず、すたすたと去っていった。

周りの景色にすっかり溶け込んだ、見事なまでの保護色。

涼しくなってきたので、そろそろ外遊びを解禁してあげようかな。

  • この記事を書いた人

晩酌おじのクロ

美味しい物を食べる事とお酒を飲むのが大好き。50代フリーランス夫婦で家事を分担。食いしん坊吞兵衛おじさんなので料理担当。仕事終わりに、作り置きのアテで晩酌するのが至福のひととき。

-晩酌レシピ
-キャロットラペ, きゅうり, トマト, にんじん, にんにく, 作り置き, 椎茸