妻の料理

砂糖控えめいちじくジャムとコンポートのレシピ|てんさい糖で作る、無糖ヨーグルトに合う甘さ

2026年10月13日

砂糖控えめいちじくのコンポート

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📒この記事でわかること

  • てんさい糖で作る、砂糖控えめのいちじくジャム(コンフィチュール)の作り方
  • 白ワインとシナモンで煮る、形を残したいちじくのコンポートの作り方
  • 無糖ヨーグルトに合う「ギリギリの甘さ」を探した、わが家の試行錯誤

妻には負けられない「砂糖」との戦いがある。

さぁ、勝つのはどっちだ。

そんな妻はここ数年「ジャム作り」に凝っている。

なぜジャムなのかというと、ヨーグルトを食べるため。

数年前、僕が腸の病気をしてから、僕たち夫婦は「腸活」をかなり意識するようになった。

料理担当の僕が作る食事も、自然と腸活を意識したメニューが多くなっている。

味噌や醤油といった発酵調味料は毎日使うし、納豆や豆腐などの大豆製品はほぼ毎日食べている。

きのこや野菜で食物繊維をとることも心がけていて、料理の甘味に使用するのはてんさい糖だ。

そんなわが家の食卓で、唯一足りていないのが乳酸菌。

以前は飲むヨーグルトを毎日欠かさず飲んでいたのだが、いつからか甘すぎると感じるようになってやめてしまった。

そこで登場するのがヨーグルトで、選ぶのはもちろん「無糖ヨーグルト」一択。

ただ、無糖ヨーグルトをそのまま食べるのは、正直ちょっとつらい。

そこで必要になるのがジャムなのだが、これがなかなか厄介な存在なのである。

せっかくヨーグルトを無糖にしているのに、ジャムにはこんなに砂糖が入っているのか、と。

ここから、妻の負けられない戦いが始まった。

課題は「ギリギリの糖分で美味しいジャム」を作ること。

つまり、砂糖控えめでも美味しいジャムを手作りできるか、という挑戦である。

今の妻にとって、これが最大にして緊急の課題なのだ。

梨ジャムで知った、ジャムの砂糖の多さ

戦いのきっかけは、梨だった。

ドライブの帰り道に寄った道の駅で、梨を大量に買ってきた。

フルーツ全般が苦手な僕が、食べられる数少ない果物が梨なのである。

いつもならそのまま食べきってしまうところを、妻がジャムにすると言い出した。

妻はレシピを見ながら、計算機を片手に梨の分量から砂糖の量を割り出していく。

出てきた数字を見て、「こんなに入るの?」と驚いていた。

てんさい糖を使うとはいえ、それだけの量を入れなければジャムにならないのである。

ところが、できあがった梨ジャムを食べてみると、味見のときと味が違う。

聞いてみると、妻は「甘すぎたので、カルダモンを入れた!」と自慢げに答えた。

これは、いける!僕好みのジャムだ。

おかげで翌日の朝食は、わが家では珍しくパンになった。

本来はヨーグルトにかけるためのジャムだったのに、結局ヨーグルトにかけずに食べきってしまったのである。

そこで、「ギリギリの糖分で美味しいジャム」の検証は、いちじくが標的となった。

いちじくジャムとコンポートの早見表

料理名甘さ・味付け調理時間の目安
いちじくのジャムてんさい糖+レモン汁砂糖をまぶして1時間〜一晩置く+煮る20分ほど
いちじくのコンポート白ワイン・てんさい糖・シナモン・レモン汁下ゆで1分+煮る15分+冷ます時間
晩酌おじ
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わが家では、ホクレンのてんさい糖を愛用しているよ。

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いちじくジャムの作り方

実践レシピ

いちじくは、妻の大好物の果物の1つ。

だから、余計に気合が入る。

てんさい糖でじっくり水分を引き出してから煮る、砂糖控えめのコンフィチュールだ。

🥬 材料(作りやすい分量)

  • いちじく:400g(正味)
  • てんさい糖:80g
  • レモン汁:少々

🥣 使用する道具

  • 鍋
  • ヘラ
  • 煮沸消毒した保存瓶
晩酌おじ
晩酌おじ

保存瓶は140mlの小さめサイズを使っている。

小分けにしておくと、開けた瓶から順に食べ切りやすいのでおすすめ!


🍳 作り方

  1. いちじくは洗い、縦4等分に切ってから、それぞれを4等分くらいに切る。

  2. 1にてんさい糖をまぶし、1時間〜一晩ほど置く。一晩置くと水分がしっかり出てくる。

  3. 2を水分ごと鍋に入れ、中火でアクを取りながら20分ほど煮る。

  4. 最後にレモン汁を加えて火を止める。

  5. 煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰め、ふたをしっかり閉めて逆さにして冷ます。

失敗しないコツ

① てんさい糖をまぶして水分を出してから煮る

いちじくにてんさい糖をまぶして置いておくと、果物から水分が出てくる。

この水分で煮ていくので、水を足さなくても焦げつきにくく、果物の味が薄まらない。

時間があれば、一晩置いてしっかり水分を出しておくと安心。

② 砂糖控えめは煮詰めに時間がかかることもある

梨ジャムの経験から、妻は最初、レシピの一番少ない分量のてんさい糖で作り始めた。

ところが糖分が少ないせいか、なかなかジャムにならない。

結局、レシピに書かれた時間の倍もかかってしまった。

砂糖を減らすときは時間に余裕をもって、焦がさないように様子を見ながら煮ていこう。

③ 甘さが足りなければ、少しずつ増やす

できあがったジャムをヨーグルトにかけて、いざ実食。

僕には、まったく甘さが足りなかった。

もう少しだけ甘くしてほしいと頼むと、妻はてんさい糖を数%だけ増やして、さっそくリベンジしてくれた。

一気に増やさず、少しずつ調整するのが「ギリギリの糖分」を見つける近道だ。

④ 熱いうちに瓶詰めして逆さに冷ます

煮あがったジャムは、煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰める。

ふたをしっかり閉めたら、瓶を逆さにして冷ます。

この「逆さ冷まし」には、3つの役割がある。

まず、熱いジャムがふたの裏側に触れることで、ふたに残った雑菌を熱で殺菌できる。

次に、瓶が冷めていくときの縮む力で中が真空に近い状態になり、しっかり密閉される。

さらに、逆さにしておけば、ふたがきちんと閉まっているか、隙間からジャムが漏れてこないかもひと目で確かめられる。

砂糖控えめのジャムは傷みやすいので、このひと手間で保存の安心感がぐっと変わる。

晩酌おじ
晩酌おじ

まぶして待つ、焦らず煮る、甘さは少しずつ足すのがポイントだよ!

楽しみ方・食べ合わせ

今回は狙いどおり、無糖ヨーグルトにかけて食べた。

いちじくのねっとりした甘さと種のプチプチ感が、酸味のあるヨーグルトによく合う。

リベンジのいちじくジャムで、「ギリギリの糖分で美味しいジャム」の戦いは妻の勝利。

妻はさっそく次戦に備えるのであった。

いちじくのコンポートの作り方

妻は次戦に備えて、自主練を始めた。

次の相手は「食感」だ。

果物の食感をもっと残したい。

その欲求を満たすための自主練メニューが、いちじくのコンポートである。

控えめのてんさい糖に白ワインとシナモンの香りをまとわせて、いちじくを丸ごと軽く煮ていく。

実践レシピ

🥬 材料(作りやすい分量)

  • いちじく:15個くらい(約700g)
  • 白ワイン:200ml
  • 水:300ml
  • てんさい糖:150〜180g
  • レモン汁:大さじ1〜2
  • シナモンスティック:3〜4本

🥣 使用する道具 または あると便利な道具

  • いちじくが重ならずに並ぶ、底の広い鍋
  • キッチンペーパー(落としぶた用)
  • 消毒した密閉容器
晩酌おじ
晩酌おじ

鍋は、ル・クルーゼのオーバルを使っている。

底が広いので、丸ごとのいちじくを重ねずに並べやすいよ。


🍳 作り方

  1. いちじくはよく洗い、熱湯で1分ゆでてからザルに取り出して冷ます。

  2. 底の広い鍋に白ワイン、水、てんさい糖を入れて強火にかけ、沸騰させる。

  3. 火を弱めていちじくを並べ入れ、シナモンスティックも加える。

  4. キッチンペーパーを上からかぶせ、弱火で15分煮る。

  5. 火を止めてからレモン汁を加え、キッチンペーパーをかぶせたまま冷ます。

  6. しっかり冷めたら、消毒した密閉容器に汁ごと移して冷蔵庫で保存する。

失敗しないコツ

① 煮る前に1分だけ下ゆでする

いちじくは、いきなりシロップに入れず、熱湯で1分ゆでてから冷ましておく。

下ゆでは短時間にとどめて、いちじくをやわらかくしすぎないようにするのがポイント。

② 重ならないように並べ、弱火で短く煮る

いちじくが重なると、下のものがつぶれて形が崩れやすい。

底の広い鍋に並べ、キッチンペーパーをかぶせて弱火で15分。

長時間煮込まず、原型を残すように軽く煮るのが、食感を残すコツだそう。

③ レモン汁は火を止めてから加え、そのまま冷ます

レモン汁は火を止めてから加えると、さわやかな香りが残る。

キッチンペーパーをかぶせたまま冷ますことで、いちじくがシロップから顔を出さず、味がゆっくりなじんでいく。

晩酌おじ
晩酌おじ

下ゆで、並べ方、冷まし方、どれもちょっとした気配りだけど、それがキレイに仕上がるポイントだよ!

楽しみ方・食べ合わせ

妻自身も納得の、かなり良い出来栄えだった。

味もすこぶる美味い。

これも、無糖ヨーグルトとの相性は間違いないはずだ。

作り置きで注意していること

ジャムやコンポートは清潔な容器に入れて冷蔵保存し、わが家では1~2週間ほどを目安に食べ切っている。

ただし保存期間は料理の種類や衛生状態、冷蔵庫の温度によって変わるため、食べる前ににおいや見た目、経過日数を確認すること。

特に砂糖を控えたジャムは日持ちしにくいので、早めに食べ切ろう。

  • 料理を十分に冷ましてから冷蔵庫へ入れる
  • 清潔で乾いた保存容器を使用する
  • 取り分けるときは、清潔な箸やスプーンを使う
  • 蓋の内側に水滴がついていたら、清潔なキッチンペーパーで拭き取る
  • 残りが少なくなったら、清潔で乾いた小さな容器へ移す
  • 長時間室温に置いたものは、保存容器へ戻さない
  • 少しでも異変を感じた場合は食べない
晩酌おじ
晩酌おじ

食べきれないときは冷凍保存がおすすめ。

ジャムもコンポートも、どちらも冷凍できるよ!

よくある質問

てんさい糖がなければ、ほかの砂糖でいちじくジャムは作れる?

グラニュー糖やきび砂糖でも作れます。砂糖の種類によって甘さの感じ方やコクが変わるので、まずはレシピの量で作り、味を見ながら次回の量を調整してください。

いちじくジャムは皮ごと作る?

このレシピでは皮をむきましたが、皮ごと作ったほうが色がきれいに仕上がります。

白ワインがなくても、いちじくのコンポートは作れる?

白ワインの分を水に置き換えても作れますが、香りはあっさりした仕上がりになります。お酒の風味が気になる方には、水だけで作る方法がおすすめです。

まとめ

無糖ヨーグルトを美味しく食べるために始まった、妻の砂糖控えめジャム作り。

梨ジャムで砂糖の多さに驚いたことが、すべての始まりだった。

いちじくジャムは、てんさい糖をまぶして水分を出し、甘さを少しずつ調整したリベンジで「ギリギリの糖分で美味しいジャム」の戦いに勝利。

自主練のいちじくのコンポートでは、果物の食感を残すコツもつかみつつある。

これで次戦は決まった。

「果物の食感が残った甘すぎないジャム作り」

頼んだぜ、妻よ。

間違いなく勝利してくれ。

僕はキッチンの外から、応援の旗を振っている。

  • この記事を書いた人

晩酌おじのクロ

美味しい物を食べる事とお酒を飲むのが大好き。50代フリーランス夫婦で家事を分担。食いしん坊吞兵衛おじさんなので料理担当。仕事終わりに、作り置きのアテで晩酌するのが至福のひととき。

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