📒この記事でわかること
- 塩だけで作る、フライパンで焼く手羽先の塩焼きのレシピ
- 「水出し・下味・味付け」に塩を3回使い分ける、塩の三段活用
- 食べやすくなる手羽先の関節の外し方と、皮をパリッと焼くコツ
実家で、口内炎に悩む義父のために八宝菜を、妻の提案で焼売を作ることになった日のこと。
晩酌を楽しみにしている義弟は、八宝菜だけではアテにならないというタイプ。
焼売があるとはいえ、八宝菜と焼売だけで本当に晩酌のアテになるだろうか。
そんな不安を抱えていたところ、実家の冷蔵庫で鶏の手羽先を見つけた。
義母はスープにでもしようと思っていたらしい。
これはちょうどいいと、義弟のためにもう一品、手羽先の塩焼きを作ることにした。
味付けは塩だけ。
ただし、その塩を3回に分けて使うのが、僕の手羽先の塩焼きだ。
手羽先の塩焼きの作り方

塩の三段活用で、余分な水分を出しつつ、味もしっかり入れた手羽先。
あとはフライパンで焼くだけで、極上のアテになる。
家族みんなが食べやすいよう、関節で折ってコンパクトにまとめてから焼いた。
調理時間の目安は、塩をなじませる時間を含めて約50分(推定)。
実践レシピ
🥬 材料(作りやすい分量)
- 鶏手羽先:17本
- 塩:小さじ1×3回(合計小さじ3)
- 油:少量(焼く用)
🥣 使用する道具
- フライパン
- キッチンペーパー
🍳 作り方

- 手羽先の表面の水気をキッチンペーパーで拭き取る。両面に塩小さじ1を全体にふり、10分おいたら、出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る。
- 手羽先を関節から切り分ける(切り分け方は次の「手羽先の下処理」を参照)。
- 切り分けた手羽先に塩小さじ1をふって揉み込み、10分おいたら、再び水分を拭き取る。
- 拭き取った手羽先に、さらに塩小さじ1を全体にふる。
- フライパンに油を薄くひき、手羽先の皮面を下にして並べる。弱火で10分焼き、皮がパリッとしたら裏返して、弱火で5〜10分焼き上げる。
手羽先の下処理(関節の外し方)
- 関節から、身が多い側へ1cmほど内側に切れ目を入れる。
- 皮目側に向かって折り曲げる。
- 折り曲げたあたりで、折り分ける。
- 身の側から骨が2本出てくるので、折ったのと逆の側から骨を押すと、折れた骨の先が肉からギュッと出てくる。
この下処理は、残念ながら写真を撮りそびれてしまった。
後日あらためて撮影し直すので、それまでは文字だけでご勘弁を。
失敗しないコツ
① 塩は「水出し・下味・味付け」の3回に分けて使う
1回目の塩は、肉から余分な水分を出すためのもの。
水分を出しておくと、関節を切り分けやすくなり、そのあとの味も入りやすくなる。
2回目の塩は揉み込んで下味をつけ、3回目の塩は焼く直前の味付けに使う。
塩だけのシンプルな味付けでも、こうして段階を踏むことで、中までしっかり味が決まる。
② 焦らず、弱火で皮面からじっくり焼く
焼きの工程は、焦りが禁物。
弱火でじっくりと、皮面がパリッとするまで焼き上げる。
10分で足りなければ、焼き時間を延ばしてかまわない。
③ 裏返すのは一度だけ
皮面がしっかりパリッとしてから裏返し、身の側を焼き上げる。
何度もひっくり返さず、返すのは一度だけにすると、皮面がきれいに焼き上がる。
塩の使い分けと、弱火で待つ我慢。
この2つさえ守れば、塩だけでも手羽先は最高のアテになるよ!
楽しみ方・食べ合わせ

関節をポキリと折ってコンパクトにまとめ、カリッと焼き上げた手羽先は、香ばしい皮の香りが食欲をそそる。
ところが、折りたたんで小さくなった姿を見た義母から「あれ?なんだかボリュームが少なくない…?」と、クレーム一歩手前の一言が飛んできた。
これには苦笑いするしかなかった。
ちなみに、折り分けた手羽先の細いほうは、豆腐と一緒にスープにしておいた。
これでボリューム問題も解決するだろう。
我が家の分は、山椒を添えて晩酌のアテに。
焼売や漬物の小鉢と並べて、呑兵衛夫婦の晩酌が始まった。
塩だけで焼いた手羽先に、山椒の香りがよく合う。
その晩かかってきた義母の電話によると、手羽先は焼売と一緒に、おかずとしても義弟のアテとしても大好評だったそうだ。
この日のおうち中華の献立
手羽先の塩焼きを作った日は、実家の家族7人分の八宝菜と焼売も一緒に作った。
どちらも、それぞれのレシピ記事で紹介している。
- 塩味の八宝菜:口内炎に悩む義父のために作った、やさしい味の一皿
- 焼売:妻の提案で、義母の年季の入った蒸し器を使って蒸した
よくある質問

手羽先の関節は外さずに、そのまま焼いてもいい?
そのままでも焼けます。この記事では、家族みんなが食べやすいように関節で折り分けてから焼いています。関節を外すと形がコンパクトになり、フライパンにも並べやすくなります。
塩だけで味は物足りなくない?
塩を3回に分けて使うことで、下味から仕上げまでしっかり味が入ります。好みで山椒を添えると、香りが加わって晩酌のアテにぴったりです。
切り分けた手羽先の細いほうはどうする?
スープに使うのがおすすめです。わが家では、豆腐と一緒にスープにしました。
まとめ
八宝菜と焼売だけではアテが足りないかもと、義弟のために作った手羽先の塩焼き。
味付けは塩だけでも、「水出し・下味・味付け」の塩の三段活用と、弱火でじっくり皮から焼く我慢があれば、フライパンでもパリッと香ばしく仕上がる。
ボリュームについて義母から一言もらったのは、ご愛嬌ということで。
晩酌のアテにも、家族のおかずにもなる手羽先の塩焼きを、ぜひ試してみてほしい。

