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📒この記事でわかること
- 賃貸キッチンに置いた本棚の中に、何をどう収納しているか
- 調味料・鍋・食器・コーヒーやお茶の道具を使いやすくしまう工夫
- キッチンに入らなかった食器棚をリビングで活かす方法
築30年の賃貸物件を、愛着のわく住まいに変えていきたい。
そう考えた50代フリーランス夫婦の僕たちは、まずキッチンから手を入れることにした。
前回は、キッチンの壁際に本棚がぴったり収まり、シンデレラフィットの収納棚ができあがったところまでを紹介した。
今回はその続きで、棚の中をのぞき見してもらう。
どの棚に何を入れているのか、どんなふうに使い分けているのかを、写真と一緒に記録しておく。
賃貸キッチン収納で守っている3つの条件
このシリーズでは、夫婦で決めた次の3つの条件を守って改造している。
- 原状回復:退去するときに元どおりに戻せること
- 低コスト:お金はできるだけかけないこと
- 2人仕様:どちらか片方ではなく、2人とも使いやすいこと
条件を決めた経緯は、シリーズ第1回の記事で紹介しているよ。
棚の中身を決めるときに特に意識したのは、3つ目の「2人仕様」。
コーヒー好きの僕と、お茶好きの妻、それぞれの場所を棚の中に作っている。
収納で目指した3つの理想
条件とあわせて、僕たちが思い描いていた理想のキッチンは次のとおりだ。
- 見せる収納:お気に入りの食器や調理器具に囲まれて過ごしたい
- 料理の効率化:よく使う調理器具はガス台の近くに置きたい
- カフェスペース:コーヒー好きの僕と、お茶好きの妻のための場所がほしい
賃貸キッチンのBefore・After
まずは、改造する前と後のキッチンを見比べてほしい。

置いたのは食器棚ではなく、本棚だ。
まさか本棚がこの場所にぴったり収まるとは思っていなかった。
しかも棚板の高さを変えられるタイプなので、入れるものに合わせて調整できる。
棚は「ガス台の後ろ」「作業台の後ろ」「シンクの後ろ」の3か所に並んでいて、それぞれ上部と下部で役割を分けている。
| 棚の場所 | 上部 | 下部 |
|---|---|---|
| ガス代の後ろ | 調味料・観物(瓶のキャニスター) | 鍋・調味料 |
| 作業台の後ろ | コーヒー関連(僕のカフェスペース) | 普段使いの食器 |
| シンクの後ろ | お茶類(妻のカフェスペース)・キッチンマット、トレー | オーブンレンジ・トースター・根菜 |
ガス台後ろの収納棚は調味料と鍋の定位置
ガス台の後ろは、料理中に振り向けばすぐ手が届く場所だ。
ここには、火を使うときに出番の多いものを集めている。
上部:調味料と乾物は瓶のキャニスターで見せる収納

上部には、調味料や乾物を瓶のキャニスターに入れて並べている。
瓶の大きさは、使う頻度や湿気対策を考えて使い分けている。
ただ、袋のまま保管している乾物類の収納は、まだいい方法が見つかっていない。
ここは今も模索中だ。
下部:5つの鍋は棚板の高さを変えてすっきり収納


下部には、料理によって使い分けている5つの鍋と調味料を収納している。
鍋の高さに合わせて棚板の位置を調節したので、すき間なくきっちり収まった。
作業台後ろの収納棚はコーヒーのカフェスペースと普段使いの食器
上部:コーヒー道具をまとめた僕のカフェスペース

作業台の後ろの上部は、僕のお気に入りのカフェスペースだ。
主にコーヒー関連の道具をここにまとめている。
下部:普段使いの食器だけを置く

下部には、毎日使う食器を収納している。
来客用やハレの日用の食器は、ここには置かず別の場所にしまっている。
シンク後ろの収納棚はお茶コーナーとキッチン家電
上部:缶のキャニスターとラベルでお茶を管理

シンクの後ろの上部は妻のカフェスペースで、たくさんの種類のお茶が収納されている。
缶のキャニスターをそろえてラベルで管理しているので選びやすく、本人もご満悦のよう。
収納に困っていたランチョンマットも、棚板を調節してすっきり収まった。
下部:オーブンレンジとトースター、最下段は根菜

下部には、オーブンレンジとトースターを置いた。
ただ、ここでは配線の課題があるので、近いうちに何か手を打とうと思っている。
画像には写っていないけど、最下段は根菜の置き場所。
ゴミ袋や掃除用具をどこに収納するかも、まだ悩んでいる。
キッチンに入らなかった食器棚はリビングで活用

もともと使っていた食器棚は、キッチンの吊り棚の下に置くつもりだった。
ところが、高さがわずか1cmオーバーして入らなかった。
そこで、リビングルームに置くことにした。
カウンター部分には、ウイスキーやラムなどのお酒を並べている。

来客用やハレの日用の食器は、この食器棚の扉の中に収納している。
出番の少ない食器は、別の扉の中にまとめた。

引き出しには、来客用のカトラリーや小物類を入れている。
1cmの差でキッチンに入らなかった食器棚だが、今ではリビングのいいアクセントになっている。
真似するときのポイント
① 使う場所のすぐ近くに定位置を作る
鍋と調味料はガス台の後ろ、お茶はシンクの後ろというように、使う場所の近くに置くと動きが少なくて済む。
先に「どこで何をするか」を決めてから、棚に入れるものを割り振ると考えやすい。
② 容器をそろえてラベルで管理する
瓶や缶のキャニスターをそろえると、見せる収納でもごちゃついて見えにくい。
中身が見えない缶は、ラベルを貼っておくと探す手間が減る。
わが家は妻の手書きだけど、ラベルライターがあると便利だよね。
③ 棚板を動かせる棚を選び、重さと家電の置き方を確認する
棚板の高さを変えられる棚なら、鍋やトレーなど大きさの違うものにも合わせやすい。
ただし、本棚はキッチン用に作られたものではない。
鍋や食器、家電など重いものを載せる前に、棚板の耐荷重を確認しておきたい。
オーブンレンジやトースターを置く場合は、放熱に必要なすき間や設置条件が機種ごとに決まっているので、取扱説明書を確認してほしい。
わが家の食器棚として使用している本棚は、こんなタイプのものだよ。
よくある質問

本棚をキッチンの収納棚として使っても大丈夫?
我が家では棚板を動かせるタイプの本棚を使っていて、鍋や食器に合わせて高さを変えられる点が便利だと感じています。ただし本棚はキッチン用の家具ではないため、棚板の耐荷重や、水はね・熱の影響を受けにくい置き場所かどうかを確認してから使うと安心です。
袋のままの乾物はどう収納すればいい?
我が家でもまだ模索中です。一般的には、袋の口をクリップで留めてかごやファイルボックスに立てて入れる方法や、中身をキャニスターに移し替える方法がよく使われています。
置きたい場所に入らなかった家具はどうする?
我が家の食器棚は、吊り棚の下に1cmの差で入らなかったため、リビングルームに置いて来客用の食器やお酒の置き場所として使っています。別の部屋に移して役割を変えると、インテリアのアクセントとして活かせる場合があります。購入や移動の前には、置き場所の高さ・幅・奥行きを測っておくのがおすすめです。
まとめ
本棚で作ったキッチンの収納棚は、ガス台・作業台・シンクの後ろの3か所で、それぞれ役割を分けて使っている。
袋入りの乾物やゴミ袋の置き場所、家電まわりの配線など、手を入れたいところはまだ残っている。
それでも、好きなものに囲まれた愛着のあるキッチンに仕上がった。
2人とも、ストレスなく料理を楽しめている。
改造後のキッチンを眺めながら、今夜も乾杯だ。
次の改造計画を練りつつ、愛着キッチンへの道はまだ続いていく。
